Q9外用療法を教えてください。
保険適用の抗コリン外用薬は、該当部位に1日1回、連日外用を行います。1か月程度の連日の外用を行い、その外用薬の有効性を評価します。閉塞隅角緑内障、前立腺肥大のある方は、抗コリン薬が使用できませんので主治医と相談してください。
- エクロック®ゲル使用方法:
https://ecclock-info.jp/ - ラピフォート®ワイプ使用方法:
https://www.maruho.co.jp/kanja/wakiase/rapifort/ - アポハイド®ローション使用方法:
https://www.hisamitsu-pharm.jp/medicalsupport/guidance/apohide/sizai01.pdf
20~50%塩化アルミニウム溶液/クリームを該当部位に寝る前に外用します。通常は一日1回でいいですが、日中に外用してもかまいません。効果がでるまで2~3週間かかりますので継続して外用してください。汗が止まってきたら外用回数を1週間に2~3回に減らしてもかまいませんが、中止すると再発することがあります。皮膚のかさつきがひどくなったら、しばらく中止し、ステロイド外用剤などで改善されたら再開してください。手足の汗の量が多い人は塩化アルミニウム溶液/クリーム外用後手袋などで覆い密封療法を行うとより効果的です。

